【イベントReport】第136回上田学園コレクション2016
第136回上田学園コレクション2016
今年のテーマは EYE―ファッションと未来へのまなざしー
関西の玄関口と言われるJR大阪駅直結のグランフロント大阪にてファッションショーを開催。
今年も3000名を超える来場者数が見守る中、学生作品約260点は堂々と発表された。
大阪府のゆるきゃら’もずやん’登場★
もずやんの衣装はUEDAの学生が製作しました!
受賞作品
上田安子ファッション大賞
栗田瑠美香
ファッションクリエイター学科 オートクチュールコース 3年
受賞者コメント
受賞の瞬間、「本当に私が?」と信じられない気持でした。オートクチュールコースで学んだ、衣裳をキレイに見せる細かい技術が身を結んだと思っています。土台の素材に透明性の強いグラスオーガンジーを使い、セクシーさとインパクトを出しました。また、裾にかけて広がる花は、4000枚以上の花びらを重ね、間にビーズを挟んでパールをほどこしています。ランウェイ上で作品が動く様子に本当に感動し、嬉しかったです。
上田安子ブランド大賞
「mememe studios」
大河原 麻央 ファッションクリエイター学科
當山 怜奈 ファッションクリエイター学科 トップクリエイターコース 3年
水谷 由理奈 ファッションクリエイター学科 トップクリエイターコース 3年
阿部 なつみ ファッションクリエイター学科 ファッションクリエイターコース パターン専攻 3年
吉井 梨乃 ファッションクリエイター学科 トップクリエイターコース 3年
中村 嘉希 ファッションクリエイター学科 ファッションクリエイターコース デザイン専攻 3年
山崎 雅俊 ファッションクリエイター学科 トップクリエイターコース 3年
受賞者コメント
次々と受賞者が決まる中、もう自分たちの名前は呼ばれないだろうと覚悟を決めていました。グランプリで名前が呼ばれた瞬間は茫然。そして信じられないくらいの嬉しさがこみ上げてきました。このブランド作品の見どころは、1体につき150以上あるパターンの羊毛パーツの組み合わせ。パッチワークだからこそできる、立体感あるシルエットもポイントです。7人全員が個性的で意思が強く、製作過程でぶつかることも多かったですが、このメンバーで良かったと心から思います。
コレクションでは、今年初めて卒業生が出るファッション・プロデュース学科のブランドプレゼンテーションから始まり、ファッションビジネス学科のスタイリングショー、ファッションクリエイター学科の学生ブランド作品、産地素材企画作品、学生作品のファッションショーを展開。デザインからパターン、縫製まで、全精力を注いだオリジナル作品の数々に、会場は熱気で包まれた。また別会場には、ファッションビジネス学科による接客ロールプレイングコンテストや、全学科学生の企画作品が展示。学生の日頃の成果を存分に発揮するコレクションとなった。