【インターンシップ】東播染工株式会社×上田安子服飾専門学校
日本初!インターンシップによる、学外以外の学びのフィールドを構築!
東播染工株式会社の2022年度インターンシップ1期目の学生による事前研修
☆TOPICs1☆
兵庫県西脇市播州織を知る
西脇市郷土資料館で、西脇と播州織の歴史を学びました。
☆TOPICs2☆
インターンシップ先の東播染工株式会社を見学
東播染工株式会社は、1947年設立。
約70年にわたり兵庫県西脇市の地場産業である「播州織」の製造を行う、日本で唯一先染め織物に特化した一貫生産(染色・サイジング・織り・加工)体制の大手テキスタイルメーカーである。
☆TOPICs3☆
テキスタイルラボチームにいるUEDA卒業生のレクチャーを受講
本校を卒業し、東播染工株式会社を世界に通じるトップクラスのテキスタイルメーカーにするべく日々奮闘する足立さんから、レクチャーを受けました。
☆TOPICs4☆
インターンシップ参加者の声
山本 紗矢
トップクリエイター学科3年生
期間:12月下旬1週間と、3月初旬2週間
■インターンシップに参加した経緯■
担任の先生から募集を聞き、元々産地に興味があったので、手を上げました。
■インターンシップでのお仕事内容■
発送作業やスワッチカットが主な作業内容です。スワッチカットではさまざまな生地に触れられることができます。似たような見た目でも織る密度で全然風合いが違ったり、同じ織り方でも織る本数を変えることで違う柄が表現されていたりと、普段は触れることのできない量の生地に触れることができました。
また次のシーズンの生地の企画や、一貫工場の現場の仕事や、織り上がった生地を見せていただいたりするのも勉強になりました。
■終えて感じたこと■
今回のインターンシップで学校の学びから一歩外に出て、新しい体験や知識を吸収することができました。また東播染工(株)だけでなく刺繍や織布の会社見学も貴重でした。
特に現場では織りあがった瞬間に、修正箇所や生地に対する質問を工場の方と話し合えたり、「この生地だとあんな商品やこんな服に最適だろうな」と相談できたりと、一貫生産体制だからこその強みや、生地を作る際の裏側を見ることができました。
■今回の経験を活かしたい■
現場の皆さんからは、新しい生地を生み出すことや商品を作る、売るということに対する誇りや熱量、こだわりを痛いほど感じました。今までは生地を、作品のために選ぶ作業としかとらえていなかったのですが、今後はこの誇りや熱量、こだわりを受け継ぐ気持ちで作品を作りたいと思いました。
またインターンシップの期間中、自分のビジョンや本当にやりたいことについて見つめ直すきっかけになり、自分が次に進む答えのようなものを見つけることができました。
今後、様々なコトやモノ、ブランドを、自分の目で、手で、耳で、心で感じ、自分にできること、自分にしかできないことを考え、探しながら行動していきたいです。
■在校生の皆さんへ■
インターンシップに参加するという少しの勇気が、自分の目標を明確化したり、目標を達成する一歩になると思います。インターンシップでしか体験できないことを学びに積極的に参加してほしいです!
―――――――――――――――――
☆TOPICs5☆
2週間のインターンシップで滞在する社宅ルームを見学
インターンシップにしっかりと集中して取り組めるよう、社宅を準備。
ここで自立しながらお仕事に励みます!
今後も多くの学生がインターンシップに参加する予定です!
産官学連携を推進する中で、より興味を持つ学生がアパレルの「川上」(生地や糸の原材料を生産、調達するところ)を深く知れるような取り組みになっており、多くの学生が希望している現状から、このような取り組みが構築されました。
学生たちが何を感じ、どう行動を起こすのか、今後の動向に目が離せません!